狐の王国

人は誰でも心に王国を持っている。

リモートワークを20年くらいやってきた人間から見ると、マナー講師はなにもわかっちゃいない

日本は“マナー大国”?謎マナー乱立の理由をマナー講師に聞いたという記事。失礼クリエイターことマナー講師が謎マナーを乱立させているという批判はすでに一般的になってきてると思うが、そのいいわけである。だが見過ごせないことが書いてあった。 Mさんは…

バラモン左翼とビジネスエリート右翼に分断された「ぼくたち」の物語

市民感覚としての白饅頭、知性主義の限界、経験の抹殺 という記事がすばらしかったので読んでもらいたいと思いつつ、これはピケティの言う「バラモン左翼とビジネスエリート右翼」の問題だなとつくづく思ったのでここに少しそのへんの話を書いておこうと思う…

シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇──おとなになれないぼくたちと、第1世代オタクの悲哀

3月8日、この日が憂鬱だった。映画館に向かう準備をしなければならないのについついグズグズとネットを見ていた。なんとかでかけても、このまま劇場につかなければいいのにという気分が俺の心を蝕んでいた。そう、今日はシン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇の公開…

人生を変えたいなら「好き」なものを見つけるところから

無職が失業保険使ってチケット台本を80セット(約24万)買った話(理由)|本岡宏一|noteという記事を読んだ。人生を変えたいという希望を、邪悪な存在に取り込まれてしまったようで本当に言葉も出ない。 似たような話に、プログラミングスクールが昨今話題…

反戦と自立と贖罪──ヴァイオレット・エヴァーガーデン完結によせて

京都アニメーション最新作にして復帰作である「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について語りたい。テレビシリーズのころからあまりに美麗な映像が話題になりがちな作品だが、ただ美しいだけの話ではもちろんない。これは明確に「反戦映画」である。…

日本の漫画やアニメやゲームはガラパゴスなのか?

なにやら最近、日本のアニメやゲームや漫画をガラパゴスだとか言ったり、ガラパゴスでいいんだとか言ったりしてる人たちを散見する。結論から言おう。日本のアニメもゲームも漫画もまったくガラパゴスではない。 ガラパゴス化批判というのは主に日本の携帯電…

「夏への扉」を、僕らはまだ探し続けている

人気SF小説『夏への扉』、山崎賢人主演で初の実写映画化 舞台を日本に再構築 | ORICON NEWSというニュースが飛び込んできた。ハインラインの夏への扉は確かに名作で、hired girl という名のメイドロボのようなものを文化女中器と訳したセンスも含めて日本で…

Sugano `Koshian' Yoshihisa(E) <koshian@foxking.org>