俺は20年以上、少年サンデーを買い続けている。お金が無い時代はホームレスのおいちゃんから100円で買う*1などして、サンデーだけはなんとか読み続けて来た。
で、そうなると当然、山のようなサンデーが積み上がるわけだな。
これを捨てるのがなかなかめんどうで、下手すると数年分のサンデーが山積みになってしまう。小まめに捨てりゃいいんだけども、仕事が忙しい時期など数週間分の未読がたまったりなどして「あれ、どこまで読んだっけ」なんてこともよくある。そこを調べ始めると当然読んでしまうので「えい、後まわし」で数年分たまったりするわけである(いや、ただの言い訳なんだけどさ)。
そういうわけで、前々から漫画の電子出版はぜひやってほしいと思っていた。けどビューアがWindows専用だったりガラパゴスケータイからしか読めなかったりなどして、結局電子出版系の漫画にお金を落したことは無い(体験版などでその意外な読みやすさは知ってるけどね)。
jpegとかpngとかでzipでしばられてるのをダウンロードできたら最高なんだけどねえ。昔からzipでしばった画像を見るツールはあるし。
しかしながら、毎週サンデーを買っているということは、1冊250円としても月に1000円くらいは漫画に金を出してるわけなのである。しかも電子出版にしてくれたら買い逃しもなくなるし、山のようなサンデーに埋もれたり、山が崩れてホントに埋まっちゃったりとかいう悲しい出来事ともおさらばできるわけである。
そんなサービスなら月額1000円や1200円くらいは余裕で出すだろう。1500円くらいになったら迷うが、得られる効果を考えると出してしまいそうだ。
正直、作品単位なら単行本を買うのである。単行本は書棚に置いておきたいから買うのであって、電子出版されてもあんまりうれしくない(絶版になったやつとかが読めるなら別だけど)。
なので俺としては電子出版して欲しいのは単行本より雑誌なのである。
買いに行く手間や買い逃しのミスが無くなり捨てる手間すら無くなるわけだから、サービス開始してくれたらすぐにでも契約したい。ついでにiPhoneで読めるなら最高である。
単行本売上が心配なら、過去2ヵ月分程度だけでもいいのでiPhoneやパソコン、ケータイなどから読めるサービスを展開してもらえないものか。
俺のように「単行本より雑誌を」という人がどれくらいいるのかわからんのだけども。
*1:大きい駅周辺だと買いそびれた先週分なんかも置いといてくれたりするのですごい助かった。出版社的にはうれしくないだろうが、あれは非常に助かるのだ