狐の王国

人は誰でも心に王国を持っている。

シン・ゴジラ、裏切りの庵野秀明が描く「チーム戦」

いまさらながら映画「シン・ゴジラ」を見てきた。ここ数ヶ月は珍しく余裕のない日々を過ごしていて、事前情報から情報量のやたら多そうなこの作品を見る体力がなく、なかなか見にいけてなかった。様々なタスクをうっちゃって体力回復に努め、多少は回復しつ…

クィア映画としてのジャパニメーション

「アナ雪」エルサに続き、今度は「キャプテン・アメリカをゲイに」という記事。昨今北米ではセクシャルマイノリティの人権問題が大きくクローズアップされ、男性同性愛者(B)、女性同性愛者(L)、両性愛者(B)、性別の曖昧な人々(T)を中心に「LGBT」とひとくく…

オタクは老いても中毒からは逃れられない

オタクが歳を取らないなんて大嘘だったという記事。年を取り、オタクとして十分にゲームやアニメを楽しめなくなったというお話。 中年ともなればそれなりに仕事も忙しいし家族の用事も増えてくる。おまけに若いころほどの体力や回復力もないので、そりゃあ遊…

小学生からでも英語を学ぶべきなのは日本が落ちぶれたから

【特集】小学生から英語は必要か 文科省方針に賛否 - 共同通信 47NEWS という記事。 賛否両論あるようだが、はっきりいって今の小学生に英語は必須になるだろう。やっておくに越したことはない。 従来の英語教育というのは何より英語の文献を読み書きするた…

「鉄血のオルフェンズ」と「優しい家父長制」

昨今「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」というアニメがお気に入りである。もちろんガンダムは大好きな作品ではあるのだが、今作は今までのガンダムで描かれてきたどの世界とも関係がないし、共通点もほとんどない。一つのSFアニメとしてたいへん楽しま…

絶望の国で若者は老害に殺されるとSMAPとホリエモンが証明した

くだらないゴシップだと思ってたら妙なことになったSMAP事案なのだが、こういう比較的若くて新しいことをやろうとする人たちが高度経済成長期に大儲けした老人たちに潰されるという場面をまた見ることになるのか、という感慨があったので少し吐き出しておく…

日本人は性と健康をもっと真面目に考えるべき

リプロダクティブ・ライツ、リプロダクティブ・ヘルス、という言葉がある。性と生殖に関する権利と健康という概念だ。どうも性と生殖に関する健康や権利はないがしろにされがちではあり、こと日本に置いてもだいたい笑いの種や抑圧の元となりがちである。 す…

Sugano `Koshian' Yoshihisa(E) <koshian@foxking.org>