狐の王国

人は誰でも心に王国を持っている。

バンコクで日本の音楽に出会う

先日、公私に渡ってお世話になってるとっぴーさんというタイちゃんねるシーロム情報スレのスレ主さんに連れられてお昼ごはん。バンコクの巨大デパート「サイアムパラゴン」の日本料理店へ。

そしたら和服を来て演奏してる男女を発見。

ギターの上にオカリナのメロディが乗っかって、何とも言えぬいい気持ち。

お二人は平安桜という、ギターとオカリナのインストゥルメンタルをやってらっしゃるユニット。オリジナル曲のほか、少年時代や赤いスイートピーなんかのJPOPを演奏してて、これがまたギターとオカリナでやられると不思議にいい感じ。

演奏が終るとこちらに来て、とっぴーさんと仲良くお話しててまたびっくり。なんでもとっぴーさんが出演してるバンコクの日本人向けラジオJ-Channelとタイちゃんねるのコラボ番組で共演してたらしい。ちょっと用事で聞きそびれてた……。

というわけで一緒にお食事などさせていただき、サインもらったり一緒に写真とってもらったり。いやこんなところで芸能人にサインもらうとは思わなかったね。

平安桜さんたちは日本では名古屋でご活躍されてるのだそう。これからバンコクをはじめアジア各国を回るんだそうだ。ブログもやってらっしゃる様子。

日本にいたときは自分はあんまり日本人らしくないような気がしてたのだが、実際に海外に出てみるとやっぱり自分は日本人だなあと思う。日本の音楽、日本の服、日本の味、日本のものはやっぱり馴染み深い。

日本じゃたいして聞かなかったJPOPも、海外で聞くとまたちょっと違って聞こえる気がする。

平安桜のオカリナを担当してらっしゃる女性の方に聞いたのだが、オカリナは日本で今のような広い音階を出せるように改良されたのだそうだ。海外から仕入れて国内で発展させるという、日本らしい楽器なのだなあと思った。どこか懐かしさを感じるのは、そのせいなのかね。

平安桜のCDアルバムは、オリジナル5曲と「さくらさくら」「荒城の月」が収録されてて、JPOPは入ってない様子。アーティストとしてはオリジナル曲を聞いてもらいたいんだろうけど、聴く方としてはJPOPのカバーをもっと聞きたいなあ。いや、オリジナルが悪いわけじゃないんだけどね。松田聖子なんて歌はぜんぜん聞かないのに、平安桜版は「いいねー」とか思っちゃう。不思議不思議。

YouTubeにはいくつかJPOPカバーがあるようだな。ニコニコ動画なら権利関係もクリアできるし、いいかもなあ。



Sugano `Koshian' Yoshihisa(E) <koshian@foxking.org>