脱オタファッション実践編というのを読んでなんかムラムラくるものがあったので書いてみる。
脱オタUNIXにも色々あると思うので、今回の話は「適度に一般受けする(見劣りしない)」「適度な技術力とカジュアルな便利さ」を脱オタのゴールと定義して話を進めます。
PC以外に準備しておきたいもの
- 「自分にフィットしている」がわかるキーボード
- 堂々とした態度・姿勢が保てる椅子
- 角度をセットしたモニタ
脱オタUNIXで間違いがちなのは、「ターミナル叩いてればhacker」と思ってしまうところ。
これは間違い。全ソフトGNU(すごく高慢で頑張ってるブランドの例)だろうと、上記前提をクリアしてないと(腰とか腕とかが)痛い子になってしまう。(全ソフトGNUの時点でかなり痛い子だが、それは別の話。あくまでも「free softwareでも」という例えなので・・・)逆に言えば、上記をクリアしていれば、全ソフトプロプラだろうとAppleだろうと(健康的な意味で)見劣りしない環境は十分可能です。
地雷アイテムは?
真っ先に地雷アイテム・ソフトから説明します。
上記アイテムは「当分手を出さない方が良いアイテム・ソフト」です。
しかし3通りに分類されます。
- 素人にはオススメできないタイプ(マリカーのドンキー風)
- リスクを伴う割にはリターンが少ないタイプ
- 煮ても焼いても食えないタイプ(King of 地雷)
なので「PHPがなんで地雷なんだよ!ギークなお姉さんも使ってるじゃねーか!」という指摘はお門違いなわけです。
あくまでも今回の話は「適度に一般受けする(健康的な意味で見劣りしない)」「適度な技術力とカジュアルな便利さ」がゴールなので、自爆の可能性があれば避けるのが吉。
個人的なイメージですが、例に挙げたものを分類します。
定番のアイテムは?
- Debian GNU/Linux(ubuntuでも可)
- CentOS
- Mac
- zsh or bash
- vi(vim)
- Perl(5以降)
- ash(bourne shell互換)
定番なので、趣味趣向が変わっても比較的対応が可能です。ここらへん(の知識)があると、困ることが少ないです。多分挙げれば他にもいっぱいあるけど、時間の都合で割愛。
以下補足説明。
- Debianは本家と分家(ubuntu)がある。どちらかに絞るなら本家の方が無難。古いの見つけるより最新stableが安心だよ。
- RPM系は……本気RedHatでもいいけど、ライセンス料が大変だと思うから、FTPサイトからCentOSを拾ってくると良いよ。
- Fedoraは下手をすると変なバグ拾うけど、きちんとアップデートしてバグ報告できるなら使い出はある。開発版は止めておいた方が良いかも
- viはnviが直系だけどLinux系はvimが定番です。クセは強いけど設定ファイルいじるのには便利で操作の無駄が少ない。
- bashは無難中の無難。癖もないし標準的に採用されてるから応用も効くよ。
- Perlが5以降なのは、いまさら4つかう人なんていないから。RubyだろうとPythonだろうと動いてる分にはわかる人はいない。ただしPerlが一番普及してるから無難さという点で。
- スキンで頑張るくらいならマッキントッシュ。今はMacか。Aquaで良いと思います。
- ノートパソコンは下手にDebian突っ込むくらいならMacBookを買った方が良い。そんなに高くないし、中身はちゃんとUNIX。白が女の子っぽく見えるなら、AirやPro、あるいは黒モデルのやつを買えば良い。
- ashは古いけど便利だよ。完全互換でないのが痛いところだけど、bashismが入り込んだシェルスクリプト率に比べるとマシな印象があります。/bin/shはashにしときましょう。