前から不思議に思ってたのだが、なぜかGoogle Mapsの画面左側に出てくる店やら写真やらメニューやらの情報を消したり出したりする△を横にしたマークが、DebianのFirefoxでは出てこない。Windows版だけの対応なのかと思ったらそうでもなく、Macでも出るしDebian上のOperaでも出る。
どういうことなのか知ってる人がいないかとIRCで聞いてみたら、CentOSのFirefoxでは出るとのこと。そりゃおかしい。同じFirefoxなのに……
いやまてよ。そういえば俺、自分でビルドしたFirefox使ってて、名前がMinefiledになってるはず。UA情報を見ると、Firefoxと書かれてるべき場所がMinefiledになってる。これをFirefoxに書き換えてアクセスしてみると、見事に△が出た。
ということは、DebianのFirefoxもこれが問題なのか?
そういえばDebianはFirefox商標問題でIceweaselという名前になってる。UAを確認してみると、やはりFirefoxと書かれてるはずの箇所がIceweaselになってる。
手元ではなぜかIceweaselが起動しないのでIRCの人に見てもらったところ、やはりここをFirefoxに書き換えると△が出てきたそうだ。
ということは、つまりGoogleがUAのFirefoxの文字列やOperaの文字列を見て△出すか出さないか決めてるわけだな。
Iceweaselだけの問題でもなく、同じGeckoエンジンを使ってるはずのGnome標準ブラウザEpiphanyも△が出ない。これもおそらくs/Epiphany/Firefox/すれば△が出るはずだろう。
ということで我々DebianユーザーはGoogle Mapsの機能を一部使えてないということになる。由々しき事態だ。ていうかあの左側邪魔なこと多いので消せるなら消したいぜよ。
自分で使うだけならそれこそUser Agent Switcherでも使えばいいことなのだが、Epiphanyなどにはそういうものはなさそうだし、いちいちそんなことしないと消せないなんてのはちょっとな。
ここではIE/Firefox/Safariをサポートしてる事が表明されてるが、他のブラウザはサポート対象外ということなのかなあ。いやエンジンが同じなんだからそこはせめて差別しないで欲しい。
というわけでDebianにBTSしようかと思ったのだが、こんなのDebianのせいじゃ全然無いので、Googleに連絡しようかと。
しかしGoogleへの連絡方法がmapsのヘルプに見当たらないんだよなあ。どうしたものか……。
なんと解決!!
詳細は以下の記事で
今、DebianユーザーはGoogle Mapsの真の実力を知る。 - 狐の王国