ソフトバンクは8000円程度でiPhoneプランを提供しないとiPhoneを確保したことが無駄になりかねないという意見を見掛けた。
正直言うと、8000円は高い。高すぎる。
そりゃ現行のXシリーズ向けプランよりはだいぶ安いが、はっきりいって8000円ならおそらく安くなるであろうiPod touchを使ってた方がマシである。
なぜか。
答えは以下の記事にある。
スマートフォンと携帯の融合は可能か - (display (eval chY relationship))
この記事では通信料を安くあげるため、iPhoneをホワイトプランで使用し、emobileの回線を通して使うという手法を紹介している。
emobileは月々5980円で定額という安さ。長期割引をいれればさらに1000円安くなる(割賦販売にしたら+1000円なので差し引きゼロだけどね)。
つまり4980円でemobileを維持し、iPod touchをemobile経由で使えばいい。そうしたらiPhoneは必要無い。念のため980円のホワイトプランでiPhoneにしておいてemobileが使えないときだけおそるおそる使うという手もある(かもしれない)。
どのみちiPhoneを使うメリットが大幅に減ってしまう。
とにかくソフトバンクのiPhoneが成功するためにはemobile+iPod touchより高く付くような状況だけは避けなくてはならない。
2年間使うとしてemobileは初期費用19980円+月々5980円。19980円を24ヵ月分に割り当てると月あたり832円。
つまり5980+832=月々6812円がボーダーライン。これより高いとemobile+iPod touchのほうが安く付く。
もちろんソフトバンクのほうがエリアは広いのだから、これより少しくらい高くてもいいかもしれない。けど8000円となると高すぎるだろう。
ずばり6980円以下。たかだか1000円の差とはいえ、2年使うと考えたら24000円にもなる。
俺は今すぐにでもiPhoneが欲しくて欲しくてたまらないが、ランニングコストが月々1万もするならさすがにiPod touchのアップグレードで済ませることも視野に入れる。8000円では微妙だし、周囲の人間にも勧めにくい。
しかもソフトバンクのHSDPAは3.6Mbpsサービスは対応エリアが未発表という問題もある。未対応エリアでは最大384kbpsしか出ないはず。
emobileはその点開通してれば3.6Mbps使えるのだから心強い。
正直iPhoneは3.6Mbpsも使えなくて構わないから、384kbpsどころか256kbpsでも128kbpsでも構わないので、安く定額にして欲しい。高速通信が欲しければホットスポットに行けばいいだけなんだから。
ソフトバンクにはどうにか普通の3Gケータイ並みの価格を実現して欲しいと思う。