何やら5月出荷分からメモリが高くなる*1というし、DDR3時代になったらまたしばらくでかいメモリ積むチャンスが無くなるかというのもあって、うっかりDDR2 800MHzのメモリを2Gx2を2セット、合計8GB注文してしまった。
32bit WindowsやMacだとOSやハードウェアの制限でメモリ3〜4GBが限度(Mac Pro除く)だけども、Linuxカーネルなら32bitでもPAEカーネルにコンパイルし直すだけで64GBまで(だよね?)メモリ拡張できるしね。
それでしばらくメモリだけ手元にあったのだが、メモリだけあってもどうしょうもない。俺のマシンはDDR400だコノヤロー*2。
で、やっぱ仮想マシンを3つも4つも立ち上げてると遅くて、MacBookに分散したりもしてたんだけどもそれも不便。いや、仮想マシンまるごともって出掛けられるというメリットは享受しまくってるのだけども。
というわけで思い切ってDP35DPMとCore2Duo E8400を注文。サウスは爆熱ICH9R。普通に80度とか90度越えてる恐ろしいチップなのだがホントにだいじょうぶなんだろうか。
それはともかくこのマザーボード、SATAからブートするのにけっこうはまりどころが。
結論からいうとSATAドライバ(ahci/ata_piix)をモジュールにしとかないとダメ。built-inしとくとなぜか動作せず、/dev/sda1を見つけてもらえずkernel panicに。
かといってmoduleにしただけじゃ起動時にドライバが無いのでどのみちディスクにはアクセスできないし、しょうがないのでmoduleにしておいてmake-kpkgに--initrdオプションを付けてカーネルをビルド。
昨今は自分でカーネル作ることもないみたいだし、デフォルトカーネルみたいにあちこちmoduleで入れといてinitrdで読ませるのが主流になってるのかねえ。
ドライバはBIOSでSATAをIDEにしとくとata_pixx、AHCIにしとくとahciで動く模様。
AHCIだとディスクアクセスが遅いという話もあるが、リンク先にもある通りNCQを無向にすればいいようだし、とりあえず自分の環境では特に問題はなさそう。
ていうか速いよCore2Duo。Athlon64 3000+ってけっこう速いと思ってたのに比べ物にならない程速いよ。
コメント弾幕でカクカクしてたニコニコ動画も、カーネルビルドしながらaptitude upgradeかけつつ見ててもスムーズに再生続けてくれるどころか、もう1枚のFirefoxでブラウジングしてても全然快適なくらい速いよ。
こんな超速マシンがたかだか数万の投資で手に入ってしまうとは……。モニタセットで40万だしてPC-98買ってくれた両親に申し訳無いくらい安い時代になってしまったなあ……。