狐の王国

人は誰でも心に王国を持っている。

にわか力を高める文章の書き方

頭が良さそうに見える文章の書き方という記事があったのだけど、なんとなくそのパロディとして表題のようなことを思いついたので。にわか力に関しては以前書いた「ニワカのうちに語っておけ」という記事を参照。

話を整理してみる

にわか力を高めるためには、話をとりあえず自分なりに整理してみることが大事です。わからないことはわからないでいいので、とりあえず筋をつなげて整理してみましょう。間違ってたら誰かがツッコんでくれますから安心してください。

今のこと以外のことも考えてみる

にわかの時期は存外短いです。せっかくにわかでいられるんですから、大胆に未来のことも考えてみましょう。詳しすぎると情報に縛られた狭い発想しかできないこともあります。情報が少ないがゆえに大きな視野で見られるというのはにわかの大きなメリットの一つです。

多角的に物を見てみる

にわかというのは先述の通り、持ってる情報が少ないがゆえにより広い情報を組み合わせて思考することが可能です。それも情報が増えるに従ってだんだん窮屈になっていきますから、今のうちに思い切って全然別の確度から見てみましょう。おもいきり明後日の方向にいくかもしれませんが気にしてはいけません。大胆に間違えられるのはにわかの特権です。

数字に触れる

とりあえずデータを見てみましょう。グラフを見てると相関関係が見えてくることもあります。にわかと言っても知らなくていいわけじゃないので、少ないなりに情報は増やして行きましょう。知ったことはどんどん知ったかぶってください。知識は人に語ることで脳味噌に定着します。誰かの迷惑だと思うのであればブログやTwitterにでも書きましょう。間違ってれば誰かが指摘してくれますから細かいことは気にしないことです。

同じ単語を繰り返し使う

新しく知った単語はどんどん使いましょう。その単語を知らなかったということは自分の中にその概念がなかったという事です。概念を身につけるためには覚えたての単語をどんどん使いましょう。

覚え立ての専門用語をどんどん使う

専門用語も同様です。使わなければ覚えないんだからどんどん使いましょう。他人がとやかく言うのを気にしてたら何も学べません。

批判から入る

中二病と言われようがなんだろうが、批判から入るのはいいことです。物事は批判的に見ましょう。批判的に見るというのは、言い換えれば評価しながらみるということです。常に対象の評価を更新しながら物事を見て行きましょう。

締め

他人からどう見えるかという事と、自分がどうしているかということは、まったく別のことです。立ち止まっている人間が激烈な思考の中にいるのか、それとも単にぼうっとしているのかは、他人の目からはわかりません。

にわか知識をどんどん語り、圧倒的成長でもなんでもいいので一歩ずつでも前進しましょう。繰り返し語ることであなたの理解は深まっていきます。どうせにわかから脱したら何も語れなくなっていくので、にわかのうちにどんどん語っておきましょう。

Sugano `Koshian' Yoshihisa(E) <koshian@foxking.org>