読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

狐の王国

人は誰でも心に王国を持っている。

ネットユーザーがバンコクに来る前に知っておくべきこと

ここのところ書きたいネタはあるもののこの日記ともブログともつかぬサイトも更新してなかったのだが、そうこうしてるうちにブログ観光大使なるプロジェクトが始動していた。タイ王国首都バンコクに数名のブロガーを呼んで観光大使になっていただこうというプロジェクトだそうで。

なるほどバンコクにはこの4年近くお世話になってるし、俺も協力できることはさせていただこうかと。

「じゃあタイのケータイとかネット関係の情報を書いてくださいよ」

あ、はい、書きます書きます。ネット関係はブログ書く人には必需品だものね。俺もTCP/IPパケットが無いと呼吸困難に陥るレベルのネット中毒なので、協力はやぶさかじゃないですぜ。

ケータイのキャリアは問答無用で TrueMove H を選ぶべき

タイの3G事情はちょいと複雑で、実は正規で3Gの周波数割当を受けてるのはCATという会社しか無い。その他のキャリアは2Gの周波数を3Gに張り変えてサービスしてるとの噂。もうすぐ新しい周波数の割当が始まるみたいだけどね。
というわけで現在のところケータイのキャリアはCATの3G回線を使ってる TrueMove H 一択。それでも混みあってるのかたまに通じないことがあるけど、タイの3G回線状況がひと目で分かる画像を見てもわかる通り、他はちょっと選びにくい状況なんだよね(ただし通話中心ならAISなどを選ぶ理由もあるだろう)。

もちろんプリペイドSIMが買える。200バーツ(528円くらい)でSIMが買えて、これで確か200Mくらいの通信ができるはず。top up といってコンビニなどでプリペイド番号を買えば、さらに通信可能。通話つきとデータ通信専用がある。DC-HSDPAにも対応してるので、対応端末ではけっこう速い。

さらに定額プランがあるので、それに入ると1ヶ月使い放題使える。だいたい600〜800バーツくらい。プランはよく変わるので、True の店頭でSIMを買って、アクティベーションから top up 、プラン加入まで全部やってもらうといい。True の店員は英語が通じる人が多いので、unlimited とか言えばやって欲しいことは通じるはず。ただしぴったりの金額は top up できないことが多いので、800バーツのプランに加入するには300バーツの top up カードを3枚買う、といった対応になることは予め理解しておくとストレスが無いだろう。どうせ通話料金とかである程度使うので、そう気にしなくてもいい。SIMの有効期限内にまた訪れる機会があれば、同じ番号を維持できるしね。

ちなみに TrueMove H 3G の周波数は 850Mhz。この周波数帯域で3Gが使える機種か確認しておこう。参考: TrueMove 3G+Wi-Fi - Q&A

同じケータイキャリアである AIS や DTAC もやはり同様にいけるはずなので、通話重視の人はそちらの店頭にいってみるといいだろう。True はそもそもが繋がらないキャリアと言われてただけあって、やはり通話はたいへん弱く、電車の移動中に通話できないこともけっこうあるのである……。

もちろん通話用にAIS、データ用にTrue Hという選択もありだ。USBに挿せるデータ通信カードや、モバイルWi-Fiルータもいろいろとある。

補足

バンコクWi-fi 事情いろいろ

安心して Wi-Fi の使えるカフェといえばここタイでもあちこちに店舗がある Starbucks で、実際以前は店頭で KSC Internet というタイの通信企業の Wi-Fi プリペイドカードが売られていた。ところがこれが廃止になってしまい、今はネットで申し込まないといけない。
ところが現在の StarbucksWi-Fi は、KSC 内部しかアクセスできないため、まだアカウントがない段階ではオンラインショップにはアクセスできるものの、クレジットカード決済のための銀行サイトへはアクセスできない。事前に3G回線などで購入しておく必要がある。

KSC Online shopで1ヶ月使えるプランが300バーツ(800円くらい)で購入できるので、スタバを利用する人は事前に買っておいてもいいだろう。

もちろんスターバックス以外にも、あちこち独自に Wi-Fi を使わせてくれるカフェやパブはたくさんある。気軽に店員に「Wi-Fi password please」と言ってみよう。ちなみにもちろん電源もけっこう気軽に貸してもらえるよ! 電源の近くの席にすわってコンセントを見せながら「だいまいか?(できますか?)」と聞いてみよう。たいていは「だーい(できますよ)」と答えてくれる。

その他、先述の TrueMove H の定額プランに加入すると、プランによっては Wi-Fi アカウントがもらえるものがある。これはバンコク市内あちこちにある @TRUEWIFI で使える。

せっかくだからタイで日本じゃ売ってないAndroid端末買っちゃおうぜ!

日本ではそうはいかないが、タイではスマホやケータイを回線契約無しに買える。タイで携帯電話というとMBKというショッピングセンターにあるケータイだらけのフロアが有名で、かなり変わった端末もあるのできっと楽しめるだろう。
だが普通のHTCやSamsonの端末を買うだけなら、伊勢丹が入ってる Central World というショッピングセンター4階の Power Buyにたくさん並んでるし、クレジットカードも安心して使えるのでお勧め。またタイの三大ケータイキャリアであるAIS/DTAC/Trueともに同じフロアにあるのでSIMもすぐ買いにいける。

ただし、端末の対応周波数にはよーく注意してね。先日は友人が Galaxy Pocket という3600バーツ(9500円くらい)のAndroid端末をかって 850MHz 対応を確認したのだが TrueMove H で3Gが使えず悩んでいた。どうも 850MHz は2Gだけの対応だったらしい。そんなんアリか。

ちなみに Windows Phone 端末なんかも前からあるので財布に余裕にある人はぜひぜひ挑戦して欲しい。こちらはBTS(バンコク高架鉄道)Siam駅の正面にある Siam Paragon の
Nokiaショップあたりのほうが手に入りやすいかもしれない。

もちろんこういう国なのでどれも SIM Free である。SIM Free iPhone を買ってしまうというのも手だろう。在庫があるかわからないが、iPhone 5 も発売済である。ただしキャリアショップかiStudioなどのApple正規代理店で買うこと。並行輸入品のSIMロックがかかったiPhonejailbreakして売ってる悪質なショップがMBKなどにはけっこうあるので注意。

日本では未発売のAndroid 4.1端末HTC Oneシリーズなんかもよさそうだったよ!

ネットユーザーにおすすめのカフェいろいろ

最後に、バンコク市内で作業場に使えるカフェなどをいろいろと紹介しよう。

Starbucks

言わずと知れたカフェ。基本的にタイのコーヒーはエスプレッソなので、ブラックコーヒーを頼むとエスプレッソをお湯で薄めたアメリカーノが出てきてしまう。スターバックスは Drip Coffee とか Brewed Coffee とか言えばちゃんと普通のブラックコーヒーが出てくるのでその点も安心。そして市内にこれでもかというほどたくさん出店してるので、そこも安心である。ただし上記のように Wi-Fi は事前にカードを買っておくこと。True Wi-Fi も併設されてる場合が多い。

True Coffee

なんだか True のまわしものみたいになってしまうが、とにかく True Coffee は市内あちこちにあるので便利。ケータイの True と同じ会社がやってるので Wi-Fi はあるし、ネットに繋がった端末も貸してもらえる。ショップリストがネット上にないが、iPhoneアプリで店を探せる。

Coffee World Patpong

バンコク市内あちこちにあるコーヒーチェーンなのだが、この店舗はちょっとよいソファーと無料Wi-Fiがあり、サンドイッチやべーグルが注文できる New York Deli も入ってて、さらに24時間営業なのである。よく早朝に利用する。すぐ隣に夜中の3時ごろから朝8時ごろまで出ているジョーク(タイお粥)とカオトム(タイ茶漬け……かな……?)の屋台もおいしいよ!

Bug&Bee

Wi-Fiはあるしちょっと(値段も味も)よいタイ料理や西洋料理が味わえるカフェ。シートもいいしバンコクの若者がノートパソコンやタブレット端末を開いてよく利用している。

Chocolate Tales

その名の通りチョコレートが売りのカフェ。ホットチョコレートをカスタム注文できる。Wi-Fiもあるしソファーもいい。ただランチ時は混みあうし、閉店時間も早い。

Cafe Doi Tung

タイ企業のコーヒーチェーンで、自然派がウリ。ただし Wi-Fi はない店も多い。しかしよいソファーを置いてることが多く、コーヒーの味もいい。自然派の布製品を一緒に売ってる店舗もある。3G回線がある人にはおすすめ。

各種パブ

バンコク市内あちこちにあるアイリッシュパブはコーヒーも置いてあるところが多く、たいてい Wi-Fi がある。けっこう昼間から営業してるので、ランチを食べてそのまま作業してたりすることもある。おいしいハンバーガーを出すパブがけっこうあるのでそういう面でもおすすめ。夜にコーヒー頼むのは気が引けるので昼間向けかな。

Co-Working Space

正直ここは紹介するか悩んだのだが……あまり人に教えたくない場所なんだよね。
バンコクにはいくつかコワーキングスペースがあるのだが、こちらのThe Third Place Bangkokは俺もよく利用する。1 Day チケットからマンスリープランまであって、ネットも快適。ただし客はほとんどが西洋人やその仲間のハイソなタイ人なので、その雰囲気に圧倒されない人向け。駐車場にはよくヨーロッパ車が入って来ます……。関税300%と聞くのによく買うなあ……。
この近くには「らーめんチャンピオンズ」という日本のラーメン店が6店舗ほど集まったコンプレックスがある。

その他

タイ・バンコクのネットが使えて仕事が出来るノマドスポット5選という記事もあったので参考にどうぞ。

というわけでとりあえず手持の知識を吐きだしてみた。お役にたてれば幸いである。
enjoy!

Sugano `Koshian' Yoshihisa(E) <koshian@foxking.org>