宇宙戦艦ヤマト(Star Blazers)の海外反応【米amazon顧客レビュー】を見ていて、かつてのチャット仲間がコレクションしていた海外アニメの音楽がひどすぎて笑いが止まらなかったのを思い出した。
この記事のStar Blazersなどは非常によくできていて、メロディも同じなのでうっかり頭の方の英語歌詞は記憶してしまった。
しかし、世の中こんなよくできたものばかりではないのである。ちょろっとYouTubeを探してみたらけっこう見つかったのでご紹介させて頂こう。
カードキャプターさくら編
まず日本でも大人気、2chに専門板まである少女漫画原作のカードキャプターさくらのオープニングを見てみよう。
YouTube - Card Captor Sakura - 1st Opening (English Subs)
いかにも少女漫画らしい非常にかわいらしい歌を広瀬香美が作っている。現代的な魔法少女ものとして、当時JPOPで人気のあった広瀬が曲を提供したのは非常に良かっただろう。
さて、これがアメリカに渡るとこうなる。
YouTube - Card Captor Sakura Opening English
…………いや、音楽としては非常にかっこよくていいのだが。
これを聞いたCCさくらファンの友人は、「なんか別のものが出てきそうだな……」と呟いていた。
MADかAMVなんじゃないのかと言う人もいるだろうが、歌詞に「card captor!」と叫んでるところがあるのでたぶんそれはないと思われる。
中国版や韓国版なんかは作品の内容にそった、けっこうかわいらしい曲になっているのだが、なぜかアメリカだけムキムキマッチョの魔法少女がバトルしまくりそうな楽曲になっているのである。非常にアメリカらしいといえなくもないのだが……
魔法騎士レイアース編
またもやCLAMP作品で申し訳無いのだが、いやこれが余りにも衝撃的なのでぜひ聞いてもらいたい。
まずは日本版から。
90年代に青春を送った人なら懐かしい田村直美の「ゆずれない願い」がオープニングだ。カラオケで高音やら息継ぎやらで苦労した女の子も多いであろう。
さて、これがスペインに渡るとこうなる。
YouTube - Magic Knight Rayearth Op Spanish ^_^
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田村直美のイメージ返せよ!(涙)
日本の音楽のレベル高いよ!
まあ時間もそんなに無いのでアジア系などは紹介しきれないのでYouTubeなどあさってみて欲しいのだが、けっこうアニメ曲はそのまま海外で別の人が現地語の歌詞で歌ってたりする。
その歌声の微妙なこと微妙なこと。
いや、中には上手な人もいるんだけども、総じて日本の歌手よりレベルが低い。
たまに音楽マニアなんかに「海外の音楽のレベルは高いんだよ!」とか力説してる人がいるんだが、そんな言葉はもう信じられない。そりゃ遠く海を越えて日本にまでやってくるような人たちはレベル高いだろうけども、底辺の歌手を比べたらぜんぜん日本のほうが上じゃないのか?
少なくとも日本のアニメ曲を歌って来た歌手たちにはこんな微妙な人いないぞってのがゴロゴロしてる。
というわけで、やはり日本の音楽のレベルは非常に高いんだと、アニメオタクの立場から言わせてもらおう。